【解説】分かりにくい王位継承戦をクラピカ中心にまとめてみた!クラピカの目的やこれまでの出来事、今後の狙いとは?

こんにちは!結野です。

今回は、登場人物の多さや念の複雑さから「難しい」「ついていけない」という意見が多い「王位継承戦編」を、メインとなって活躍しているクラピカを中心に解説していくわ。

B・W (ブラック・ホエール) 号が出港してから現在までの時系列と、クラピカの狙いを押さえて、王位継承戦編を攻略よ!

クラピカから見た王位継承戦

まずは「王位継承戦」についてクラピカを中心に解説するわ。

「王位継承戦」とは、暗黒大陸に向かう船「B・W (ブラック・ホエール) 号」の中で行われている、次期カキン国王を決めるための殺し合いのことよ。

暗黒大陸とは?
「外の世界」のこと。
HUNTER×HUNTERの舞台となっている「世界」は、暗黒大陸の中央にある巨大湖メビウスの中央浮かんだ島であり、そのメビウス湖の外側の大陸が「暗黒大陸」と呼ばれる。
人類が暗黒大陸から持ち帰ってきたものには、恐ろしい力があり「5大厄災」と呼ばれている。

ちなみにこの暗黒大陸までは、「B・W (ブラック・ホエール) 号」で約2ヶ月かかるみたい。

その中で国王たちの戦いは1層で行われているわ。

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春川

「カキン王国」は、6つある大陸のうちの一大陸を代表する大国のことだよ。

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蒲田

王位継承戦を命じたのは、カキン王国のホイコーロ国王なのよ。親族で殺し合うなんて、なんでそんなやり方するのかしらね……。ヒドイ。

王位継承戦は全員で14人いる王子が、最後の1人になるまで終わることのない戦いよ。

この「王位継承戦編」が難しいと言われる理由としては、

  1. 登場人物がすぎる
  2. 「念獣」の設定がややこしい
  3. 中心となるクラピカの頭が良すぎる

ということがあげられるわ。

登場人物は、王位継承戦のメインである王子たちをはじめ、その警護や従事者、十二支ん、マフィア、幻影旅団など100人を超える。

そして、この登場人物たちがそれぞれ目的を持っていて、何かを企んでいたりするからこれがまたややこしいのよね。

さらに王位継承戦を行うにあたって、王子たちに「壺中卵の儀」という儀式が行われたの。

これにより各王子は、自分自身を守ってくれる「守護霊獣」と呼ばれる「念獣」を生み出すことができるようになるわ。

最初に念獣が姿を現した場面

でも、この念獣の能力にはまだまだ謎が多く、どの念獣がどの王子のものかも曖昧なために、話をさらに難しくしているのよね。

念獣とは?
念能力で創り出した亜生物。
主に放出系・操作系能力に比重を置いた複合能力によるもの。
動物型は念獣、魚型は念魚、人間型は念人形と呼ばれる。
具現化した生物との違いは、念能力者以外の一般人には見えないという点。

そしてそして、王位継承戦編はクラピカを中心に描かれているんだけど、そのクラピカの「頭が良すぎる」のよね。

レベルの高い頭脳戦がずっと続いている……って、考えただけで頭がパンクしそうね。

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ゴン

ほんと、クラピカは頭が良すぎるくらいなんだ。ぷしゅぅ……ボンッ

出港から現在までの出来事

たくさんの登場人物と、いくつもの陰謀を乗せた「B・W号」。

クラピカは、第14王子ワブルの警護につくんだけど、出航直後から次々と警護が殺されたり、謎の念獣が現れたりと事態は悪化するばかり。

王位継承戦のことを知り驚くクラピカ

そして、14人の王子の中で最も下位にあたるワブル王子は、上位王子の施設兵により監視されるなど、クラピカたちは圧倒的不利な状況で王位継承戦をスタートするの。

港を出航してから4日が経った現在まで、クラピカの周りでは何が起こったのか、時系列にまとめてみたわ。

1

12:00 B・W号出航
12:15~12:30 ・ワブル王子の警護であるウッディーが全身の血を抜かれて死亡。
14:00頃 ・ワブル王子の警護が7人死亡。「念獣」が姿を表す。

・モモゼ王子の「念獣」に操作されていた警護のサイールドが拘束される。

11人いた第14王子ワブルの警護がクラピカとビルの2人だけに。

クラピカが「絶対時間」を発動。サイールドの念能力を預かる。

16:00頃 ・クラピカが、第3王子チョウライ、第5王子ツベッパと停戦協定を結ぶ。

・サイールドの念能力で、オイト王妃がゴキブリを操作し他の部屋の調査を開始する。

モモゼ王子が殺害される。

17:00頃 ・クラピカの絶対時間が3時間を経過し、クラピカとオイト王妃が倒れる。
2

2:00頃 ・クラピカが倒れてから9時間が経過。「絶対時間」は12時間継続中。
9:00頃 ・クラピカによる「念」の講習会が開始。

・講習を受けていたバリゲンが何者かにより殺害。

12:30頃 ・第9王子ハルケンブルグの念獣が操作系能力の「要請型」である可能性を示唆。停戦協定を結ぶ。
3

10:05頃 ・念の講習中に第4王子警護のミュハンが何者かにより殺害。
13:30頃 ・第13王子マラヤームの1013号室が「念による影響下」で、部屋ごと移動していることが発覚。

・マラヤーム王子の警護ベレレインテと協力し、念獣の能力を調査する。

9

10:00頃 ・念の講習会にて、クラピカとビルによる能力の覚醒が行われる。
10

不明 ・クラピカによる念習得の講習会を全員終えたことが報告される。

これ以外にも、マフィアが王子の暗殺を企んでいたり、幻影旅団VSヒソカの戦いが始まったりと、クラピカの知らないところでも次々に問題が多発しているわ。

クラピカの周囲の状況を簡単にまとめるとこうよ。

  • 現在のワブル王子の警護はクラピカとビル、第1王子私設兵、第2王妃所属兵、第3王子私設兵2名の6名
  • クラピカの周りで何者かによる殺人が多発
  • クラピカは第3王子、第5王子、第9王子と停戦協定を結んでいる
  • 念を2週間で習得させるために講習会を行っている
  • 王子たちの念獣の調査をしている

かなり不利な状況からスタートしたクラピカたちだけど、出港2時間で警護が2人だけになってしまうという悲劇。

でも、クラピカの自慢の頭脳と、念獣や念能力についての情報を王子たちに明かしたことで、3人の王子と停戦協定を結べたことがかなり状況を良くしているわね。

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プロフェッサー荻

ここで厄介なのが、誰も正体がわかっていない「念獣」というやつらだ。

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春川

念獣による念能力の影響や、念獣の能力によって命を奪われる危険がずっとつきまとっている状態なんだね。

「王位継承戦編」の主人公はクラピカ

『HUNTER×HUNTER』は、主人公のゴンとキルア、レオリオ、クラピカの4人を主要キャラとしてストーリーが進んできたけれど、この「王位継承戦編」はクラピカが主人公になっているわ。

レオリオは十二支んとして同じB・W号に乗っているけれど、ゴンはオーラが使えなくなってくじら島に帰っているし、キルアはアルカと旅をしているから、ゴンとキルア2人の登場はしばらくなさそうね。

そんな2人を差し置いて、クラピカが主人公であるこの王位継承戦編は……なんせ難しい。

漫画やアニメなどの物語は、「主人公の予測していない事態が次々と起こって主人公を驚かせたり、その事態に対して主人公が奮闘していく」というのが大体のセオリーよね。

でも今回の主人公は、頭脳明晰で頭の回転が速いクラピカ。

そんなクラピカは次々に起こる事態に対して、ああじゃないかこうじゃないかと持ち前の推理力で予想を立てていくの。

読者たちはその推理についていくのがやっとなのに、物語のセオリーにのっとってクラピカの予測を超える問題が巻き起こる。

それに対して、読者の一歩前をいくクラピカが「そうだったのか!」ってなってるもんだからもう読者は置いてけぼりよね。

何かに気付いたクラピカ

そんな方のために、王位継承戦を理解できるよう、まずはクラピカの目的を詳しく解説していくわよ。

クラピカの目的は「王位継承戦」ではない

まず、クラピカが王位継承戦に関わることになった経緯と目的から振り返ってみるわよ。

クラピカが暗黒大陸を目指すことになったのは、ジンの後釜として十二支んの「亥」に入ったレオリオの推薦があったから。

十二支んとして暗黒大陸行きが決まったレオリオ

同胞クルタ族の「緋の眼の回収」とクルタ族を襲撃した「幻影旅団への復讐」をするために、マフィアであるノストラード組に所属していたクラピカは、初めは「私は忙しい」と暗黒大陸行きを断るの。

しかし、十二支んの「丑」であるミザイストム=ナナが暗黒大陸へ向かうカキン国の王子の中に「緋の眼の持ち主がいる」ことを話し、クラピカは十二支んの「子」に入り、暗黒大陸に向かうことを決めたわ。

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春川

今は王位継承戦に巻き込まれ、ワブル王子を一番に守っているクラピカだけど、本当の目的は「緋の眼の回収」なんだね。

クラピカの目的である「緋の眼」を所持するのは、「第4王子ツェリードニヒ」

そもそも王子の警護についたのも、ツェリードニヒ王子に近づくためだったの。

しかし、カキン国内部では外部には知らされていない「王位継承戦」が行われていて、「緋の眼の回収」のためにも王位継承戦に関わらざるをえなくなったってところね。

クラピカの周りの人物

クラピカは、暗黒大陸行きを表明した「ビヨンド=ネテロ」を拘束することが目的である「十二支ん」の所属。

その十二支んは、各グループごとにエリアに分かれて仕事をしていて、クラピカは主にミザイストムと連絡を取り合っている状態よ。

その中でも「緋の眼の回収」を成功させるために、クラピカは王子の警護につくんだけど、この時に仲間にも協力を頼んでいたの。

その組み合わせはこうよ。

その他、クラピカの周りの登場人物を紹介していくわ。

クラピカが警護する「第14王子ワブル」と母の「オイト王妃」

王位継承戦でクラピカが警護するワブル王子と、まだ赤ん坊の王子を守る母のオイト王妃について紹介するわね。

まずはワブル王子のプロフィールから。

  • 名前:ワブル=ホイコーロ
  • 性別:女の子
  • 補足:カキン国第14王子
  • 母親:オイト第8王妃
  • 年齢:不明 (赤ん坊)
  • 念能力:不明
  • 念獣:不明

何人かの王子の念獣が姿を表す中で、ワブル王子の念獣はまだ現れていないわ。

クラピカに反応するワブル王子

でも、クラピカが警戒するほどのオーラを放っているシーンもあるし、クラピカの緋の眼に反応して泣き止んだり、クラピカとはどこか通じ合う部分があるのは確かみたいね。

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蒲田

これは大物になる予感……!!

そんなワブル王子を命がけで守る母、オイト王妃のプロフィールはこちら。

  • 名前:オイト=ホイコーロ
  • 補足:カキン国第8王妃
  • 年齢:不明
  • 念能力:不明
  • 出身地:貧しい家

王位継承戦が決まった時から、「死」を覚悟していたオイト王妃。

しかし、クラピカと出会って生きる可能性を見出すわ。

自ら念を使ったり、とっさの判断でクラピカに協力したりと、とても頭のキレるお方。

さらに、モモゼ王子の死を悲しみ、救えなかったことに涙を流す心の優しい一面も。

クラピカが何を考えているかを悟って行動する姿や、念獣という未知のものにも怯まない精神はまさに「母は強し」って感じね。

そんな王妃のファインプレーにクラピカは何度も救われているのよ。

警護の「ビル」と従事者の「シマノ (シマヌ) 」

出港当初から、ワブル王子を担当していた中で現在まで残っているのは、警護のクラピカとビル、従事者のシマノのみ。

クラピカ同様ワブル王子の警護にあたるビルは、パリストン経由で依頼された「協専ハンター」なの。

協専ハンターとは?
「協会の斡旋専門ハンター」の略。
ハンター協会や企業から依頼された仕事を請け負い、お金をもらっている。
協専ハンターへの仕事の依頼は主にパリストン=ヒルが牛耳っている。

今回、協専ハンターがB・W号に乗船したのも、パリストンと同様に「ビヨンドと暗黒大陸を探検する」ことが目的らしいわ。

ビルはとても有能で、クラピカの考えを理解し正確に行動することができるの。念系統は強化系よ。

クラピカと共にワブル王子の警護をするビル

そんな、とても良いパートナーになりつつあるビルとクラピカだけど、その一方で、ビルが「刺客」であり、警護兵たちを殺した犯人だという考察もあるみたい。

従事者であるシマノは、実はとても頭のキレる女性。

第1王子、第3王子、第5王子から同時に電話がかかってきた時には、第1王子に繋いでくれというクラピカの指示を聞かずに第3王子を優先して繋いだわ。

これは「生きるため」にした選択であり、実際にこの判断が功を奏する。

この出来事から、クラピカもシマノの判断はとても頼りにしているのよ。

そんな「シマノ」はなぜか「シマヌ」と呼ばれる時もあるの。

名前が「シマノ=シマヌ」か「シマヌ=シマノ」なだけかもしれないけど、もしかしたら何か重要な理由があるのかもしれないわね。

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蒲田

ワブル王子を守るオイト王妃、ビル、シマノって何者!?優秀すぎじゃない!?

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プロフェッサー荻

というか、頭のキレるクラピカを中心にレベルの高い頭脳戦を繰り広げるために、優秀なキャラに設定されているのではないかな。

押さえておきたい王子は?

ワブル王子以外に13人いる王子は、一人ひとりの個性が強く王位継承戦への考えも様々よ。

そんな王子の思考や性格から影響を受けて生まれた守護霊獣は、自分の意思で動かすことはできないため、時にはとても危険な存在となるわ。

各王子と、守護霊獣の特徴もしっかり押さえておきたいポイントね。

今回は、クラピカと停戦協定を結んでいる3人の王子を紹介するわ。

今はお互いに協力しているけれど、距離が近い分、守護霊獣の影響を受ける可能性も高いからね。

まず1人目が、第3王子「チョウライ王子」よ。

自らが「念」について無知なため、「念の情報をくれたら停戦協定を結ぶよ」とクラピカに持ちかけ、協定が結ばれたわ。

第3王妃である「トウチョウレイ王妃」の唯一の子供で、頭髪は無く色黒で小柄。

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結野

年齢は不明だけど、第1・第2王子よりも老けて見えるのは気のせいかしら……。

そんなチョウライ王子の性格は、シマノ曰く、

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シマノ

出来たら殺し合いは避けたいと思いながらも、いざとなればためらわない優しさと残酷さを併せ持つ方……。

とのこと。

チョウライ王子の守護霊獣は、巨大なコインのような姿をしていて、「具現化複合型」の能力を持つ。

毎日念獣が落としているコインを所有者する者が、条件を満たすことで様々な能力が発動するみたい。

今のところ能力は発動せず、コインをポトリと落としているだけよ。

2人目は、第5王子「ツベッパ王子」よ。

第2王妃「ドゥアズル」の子で、髪型やまつ毛の長さ、両耳にピアスをしていてオネエキャラのようね。

チョウライ王子同様、「念獣の情報と引き換えに休戦協定を結ぶ用意がある」とクラピカに接触し、協定を結ぶことになったの。

シマノは、

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シマノ

第5王子は、現在の国王制のあり方には厳しい意見を持っておられます。

第3王子を優先して待たせたとしてもそれを屈辱と考える性格の方ではないと判断いたしました。

と説明しているわ。

守護霊獣は、「足が車輪になっているカエル」。

発動には共同研究者 (パートナー) が必要となる共存型で変化系能力を持つわ。

守護霊獣の体内で様々な効果を持つ薬品を生成することができるんだとか。

3人目は、第9王子「ハルケンブルグ王子」

第2王妃ドュアズルの子で、ツベッパ王子とは兄弟なの。

彼は、「僕は王位継承戦を辞退するよ」と直々に王のもとを訪ねたり、モモゼ王子が殺された時には涙を流して悲しむなど、唯一、王位継承戦を止めたいと考えている王子

ハルケンブルグの守護霊獣は、一つ目の獣のような風貌を持ち、強化系能力を持つわ。

羽の刻印を持つ者が多く集まる程、個々のポテンシャルを高め合うという「相互協力型」で、ハルケンブルグと意思を統一する人数が多いほど、強くなるという仕組み。

その羽の刻印は警護の手にも付いていて、刻印のある者は念能力が半覚醒状態になっているの。

その念獣と念能力との情報交換のためにクラピカとハルケンブルグは停戦協定を結んだわ。

ハルケンブルグと警護兵たちが集まった時の凄まじいオーラは、クラピカも脅威を感じて警戒しているほどよ。要注意人物かもしれないわね。

クラピカは膠着状態を狙っている

予定外に王位継承戦に巻き込まれてしまったクラピカだけど、本当の目的は「緋の眼」だったわよね。

クラピカが、緋の眼を持つツェリードニヒと同じ一層にいるためには、「王子の警護」につくしかないわ。

しかし、王子はまだ赤ん坊で他の王子に狙われやすいため、単純に警護するには危険が多い。

そして母のオイト王妃もこの戦いに参加したくないのが本心。

となれば、この王位継承戦が「膠着状態」になるのが理想よね。

そこでクラピカが考えたのが、警護兵に対し「誰でも2週間で念を使えるようにする」という講習会を開くことだったの。

講習会に参加する警護兵と従事者たち

単純に2週間の時間を稼げるだけでなく、

  1. 警護兵たちが念能力を習得し、今まで未知の存在であった守護霊獣の目視が可能になると互いに警戒するようになる
  2. 全王子の警護に念能力を教えることで、力関係のバランスを調整し膠着状態を作る
  3. 他の王子の警護兵の系統や強さなどの情報収集

などが狙いだと考えられるわ。

クラピカはこの講習会で、他の王子と停戦協定を結ぶことに成功しているところを見ても、とてもいい作戦なんじゃないかしら。

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春川

警護兵たちが念能力を使えるようになったらさらに色々な問題が起こりそうだし、クラピカたちも襲われてしまうのでは?

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プロフェッサー荻

いや。クラピカからしたら2週間で念を習得した奴らの能力なんぞ敵ではないだろう。

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結野

そうね。でもビルも春川と同じような不安を抱いているみたいよ。

どうやって2週間で念を習得するの?

クラピカが自信満々に「2週間で念を使えるようにする」と言っていたけれど、「2週間!?」と思った方も多いんじゃないかしら。

念能力は、基礎を習得するだけでも1年間、早くても半年間はかかると言われているわ。

そこを2週間で習得させるということは、本来禁忌とされている「念による攻撃」で強制的に覚醒させる方法が考えられるわね。

クラピカの念の講習会の内容を簡単に解説するわ。

まずは、「オーラの出る穴である精孔を開く」こと。

クラピカは、「各自自由に自分の右手と左手をつないでみてくれ」と指示を出し、つなぎ方によってグループ単位で修行を開始したわ。

手のつなぎ方別オーラの練り方

これを数日間続けて、オーラの量を増やしていくの。

講習会開始から7日目。

オーラの量が増してきた数名は、クラピカとビルにより念を習得した状態へと覚醒する。

その方法は、

  1. クラピカの「奪う人差し指の鎖 (スチールチェーン) 」で、ビルの能力を奪う
  2. 奪った能力を覚醒対象者に「貸す」
  3. 念を貸してもらった者は強制的に覚醒状態となる
  4. 次のステップである「念を操る修行」に入る段階までオーラが増える

念を使えない者が「念による攻撃」かそれに準ずる行為 (治すことや貸すことなど) を受けた場合、強制的に精孔を開くことができるの。

しかし、この方法はオーラを使えない者にオーラをぶつけることになるため非常に危険で、ゴンとキルアの師匠であるウイング曰く「外道と呼ばれる方法」なのよ。

だからクラピカは最初にオーラを発する修行を取り入れたのね。

この覚醒時には、戦闘力のないであろう従事者のラジオラスを最初に覚醒させることで、クラピカを疑っていた警護兵たちも真実だったんだと確信をもつわ。

クラピカの頭の良さはここでも披露されたわね。

クラピカの周りで起こる殺人

出港直後にワブル王子の警護兵5名が、念の講習を受けていた第13王子警護バリゲンと第4王子警護ミュハンの2名が何者かの念能力により、全身の血を吸い取られて死亡しているの。

講習会に参加している念能力者であることは間違いなさそうなんだけど、それが誰なのかクラピカですら見当がついていない状況。

犯人の使用していた能力については、「11人いる! (サイレントマジョリティー) 」という座敷人形が出現する能力と、「呪唇白蛇 (ツチボッコ) 」という4匹の蛇が人の血を吸い尽くす能力。

11人いる! (サイレントマジョリティー)
呪唇白蛇 (ツチボッコ)

それ以上の情報は何もないけれど、クラピカの周囲を狙っていることからも、クラピカたちにとってとても危険な存在よね。

クラピカの「膠着状態」という狙いを阻止したいのかと思いきやそうでもなさそうだし、一体犯人の目的は何なのか、そして暗殺者は誰なのかクラピカの不安は募るばかりよ。

クラピカと王位継承戦の今後

クラピカは今後、王位継承戦でワブル王子を守りきることができるのか、緋の眼を取り返すことに成功するのか、とても気になるところね。

しかし、クラピカの周りにはまだまだ問題が隠れているのよ。

今後の王位継承戦で、明らかになると思われる考察事項を紹介していくわ。

ツェリードニヒ王子の念獣にパイロがいる?

残りの緋の眼の持ち主であり、クラピカが最終的に戦うことになるであろう「第4王子ツェリードニヒ」。

彼の念獣は人間の女性の顔を持つ馬のような風貌をしているわ。

実は、この念獣の口の中には少年の顔があるんだけど、その顔がクラピカの幼馴染である「パイロ」なのではないかと言われているの。

パイロとは?
パイロは、クラピカのとても仲の良い幼馴染であり、クルタ族襲撃の被害者。
ヨークシンシティ編にてクラピカの回想で初登場し、「HUNTER×HUNTER 0巻・クラピカ追憶編」にて再登場している。
クラピカは、「パイロでなきゃダメなんだ!」「ずっとずっと一緒だ」と言うほど彼を信頼していた。
「HUNTER×HUNTER 0巻」に登場するパイロ

本題を解説する前に、まずはツェリードニヒについて紹介しておくわね。

  • 名前:ツェリードニヒ=ホイコーロ
  • 補足:カキン国第4王子
  • 母:第1王妃ウンマ
  • 兄弟:第1王子ベンジャミン
  • 趣味:人体収集
  • 念能力:とても凶々しい特質系
  • 守護霊獣:女の人面を持つ馬

ツェリードニヒ王子は、クルタ族の緋の眼を所有する最後の人物。

そんな彼は恐ろしいスピードで念を習得していくわ。

それに加えて念系統は凶々しいオーラを放つ「特質系」。

能力としては、「刹那で10秒の予知夢を見て、自分だけがその未来を変えられる」というもの。

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蒲田

こんないかにも悪そうなやつに予知なんかされたらたまったもんじゃないわね!攻撃できないじゃない!

そして今回本題となっている守護霊獣……。

能力としては、「ツェリードニヒに3回嘘ついたものを人間ではないものに変える」というもので、実際に警護兵のテータちゃんは既に2回の警告を受けリーチ状態。

できれば3回目の嘘はつかないでほしいわね。

嘘を見破るだけでなく、オイト王妃が操作していたゴキブリを消滅させるなど、ツェリードニヒの守護霊獣としてはかなり優秀。

そんな守護霊獣が、テータちゃんを調べている (?) シーンでパイロと思われる顔が初登場したわ。

大きく裂けた口から出てきた少年の顔……。

どうかしら、この男の子パウロそっくりじゃない?

正面から見るとこんな感じ。

もちろん見た目だけでなく、パイロだと推察できる理由はまだあるんだけど、詳しくは別の記事にまとめることにするわ。

もし少年が本当にパイロだった場合、この守護霊獣と対面したクラピカはどんな反応をするのかしらね……。

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プロフェッサー荻

確かにパイロそっくりだ。失った同胞、ましてやずっと一緒にいた幼馴染に敵として登場されたら、クラピカは心情的にかなりのダメージがあることだろう。

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春川

しかもこのツェリードニヒ王子はかなりの最強・凶悪な念能力者になってしまいそうだね。

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蒲田

怖い男ねぇ。顔は悪くないのに!

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結野

……。

幻影旅団との対決はあるのか?

現在B・W号では、仲間のシャルナーク、コルトピを殺された幻影旅団が、犯人であるヒソカ探しに翻弄中。

そのヒソカも幻影旅団を全員殺すために船内に潜んでいるとみられるわ。

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プロフェッサー荻

ヒソカだけにな。

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春川・蒲田・結野

……。

幻影旅団とヒソカについての記事はこちら。

幻影旅団といえば、クラピカの故郷クルタ族を襲撃し、緋の眼を奪った盗賊であり、クラピカが復讐を誓った集団よね。

これまでもクラピカは、ウボォーギンを倒したり、クロロを捕まえたりと何度も復讐を試みてきたし、なによりクラピカの念能力である5本の鎖は対幻影旅団のために考えたもの。

そんなクラピカはまだ、幻影旅団が同じ船にいることを知らないけれど、それを知った時には旅団と戦うという選択をするのか、想像しただけでドキドキね。

船内で会議する幻影旅団

そして、「HUNTER×HUNTER 0巻」で冨樫先生は、

「幻影旅団とクラピカは全員死にます」

とコメントしているの。

もし、「緋の眼の回収」と「幻影旅団への復讐」という、クラピカが追い続けてきた目的がどちらも達成されることになれば、クラピカもそこで最期を迎える可能性は十分あり得るわよね。

冨樫先生の言葉は王位継承戦編で現実となってしまうのか……。

どちらにしろ、いずれ出会うことになるであろうクラピカと幻影旅団に注目よ。

クラピカは寿命が縮んでいる?

王位継承戦で明らかになった、クラピカの「奪う人差し指の鎖 (スチールチェーン) 」。

その能力が明らかになったのは、ビルと同じ協専ハンターで、ワブル王子の警護についていたサイールドがモモゼ王子の念獣に操られて、他の警護を襲った場面。

サイールドから念能力を奪っている

人差し指の鎖を標的に刺すと、念能力を一時的に預かること、さらに相手を強制的に「絶」の状態にすることができるわ。

「絶」とは?
念の基礎的な技術であり、オーラを完全に絶つ技術。
自身の気配を消したり、疲労回復に効果がある。
強制的な「絶」は、オーラが出せなくなり念能力が使えなくなってしまう。
つまり攻防力が0の無防備な状態になる。

預かった念能力を使う時には「人差し指の絶対時間 (ステルスドルフィン) 」という絶対時間 (エンペラータイム) を使用した能力を使用するの。

ちなみに、他人に預かった能力を移すことも可能なのよ。便利よね。

クラピカはもともと具現化系能力者なんだけど、緋の眼が発動している時には「絶対時間 (エンペラータイム) 」という状態になり、どの系統も100%引き出すことができる特質系に変わるわ。

しかし、この最強とも思える絶対時間は

「絶対時間 (エンペラータイム) 発動時は1秒につき1時間寿命が縮む」

という、とても大きな代償があるハイリスクな能力なの。

クラピカは、「幻影旅団への復讐」のために、命をかけた制約と誓約を交わしてこの無敵な力を手に入れたのね。

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プロフェッサー荻

彼は今回12時間も絶対時間を発動しっぱなしにしてしまった。幻影旅団とは関係ないところで命を削りすぎたな。

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蒲田

クラピカの決意の表れなんだろうけど、それにしても命かけすぎじゃない!?

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春川

この絶対時間 (エンペラータイム) の発動時間が3時間を経過するとクラピカは倒れてしまうんだ。でもクラピカ自身も詳しくは分かっていない。とても危険な能力でもあるんだよ。

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結野

そんな「絶対時間 (エンペラータイム) 」と「クラピカの寿命」については、また別の記事で詳しく解説するわね。

まとめ

どうだった?

クラピカを中心に王位継承戦をまとめてみたけど、やっぱり難しいわね。

レベルの高い頭脳戦に多くの登場人物、隠れた複数の伏線。

今後、どのように伏線が回収されてどんな結末を迎えるのか、そして連載再開はいつになるのか……!! (これが一番気になる)

待ち遠しい再開に備えて、王位継承戦をしっかりと整理しておきましょうね。

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