パクノダの最後に感動!人気の涙シーンのあらすじと感動ポイントを詳しく解説!!

こんにちは!結野です。

今回はハンターハンターの中でも、

「感動した!」

「幻影旅団のイメージが変わった!」

「涙が止まらない!」

という声の多い、パクノダの最後のシーンを解説するわよ。

極悪非道なイメージが強い幻影旅団だけど、その中でも人間味のある感情を持ち、自らの命と引き換えにクロロと旅団を守ったとても仲間想いのパクノダ。

今回は、そんなパクノダの「感動の最後」をもう一度振り返ってみようと思うの。多くの読者を涙させた感動ポイントもピックアップしてみたわ。

パクノダはもう登場することはないけれど、その勇敢な姿をもう一度振り返ってみましょう。

パクノダについて詳しく知りたい人はこちらから。

パクノダの感動の最後までのあらすじ

まずはストーリーを忘れかけている人のために、パクノダの感動の最後が描かれているヨークシンシティ編の簡単なあらすじを幻影旅団の行動を中心に紹介するわ。

「あらすじは覚えてるから早く感動ポイントを解説しろ!」って人はスーッととばしてね。

幻影旅団員が3年2か月ぶりに集結

パクノダの所属する幻影旅団は、普段は個々で自由に行動していて、団長であるクロロの収集に応じて集合するわ。

この時には、なんと3年2か月ぶりにメンバー全員が揃ったみたいなの。

ちなみにこの時のパクノダはかなりブサイク。

旅団の目的は、9月にヨークシンシティで行われるオークションの商品を強奪すること。

何を盗むのかという団員の問いかけに対しクロロは、

「全部だ 地下競売のお宝丸ごとかっさらう」

と告げた。

ウボォーギン曰く「世の中の筋モン全部敵にまわす」ほどの大仕事に、団員たちは歓喜に沸いたわ。

幻影旅団についての詳しい解説はこちらの記事で。

【9月2日】幻影旅団一の怪力ウボォーギンの死

オークションの商品を盗むため地下競売を襲った幻影旅団だったけれど、十老頭自慢の実行部隊である陰獣によって一度は品物を盗み損ねてしまうわ。

十老頭と陰獣とは?
十老頭とは、6大陸10地区を縄張りにしているマフィアン・コミュニティーの長老たちで、全員で10人いることから十老頭と呼ばれている。
マフィア世界の事実上の支配者であり、地下オークションを開催することで利益を得ている。
陰獣とは、十老頭がそれぞれに最強の部下を出し合って結成された実行部隊。全員で10人おり、それぞれが地下オークションの警備にあたっている。

そんな強キャラ感漂う陰獣たちを簡単に倒して見せたのは、旅団一のパワーの持ち主であるウボォーギン。

しかし、その圧倒的な戦闘力を誇るウボォーギンが何者かに殺害されてしまうわ。

ウボォーギンを殺した人物についてわかっている情報は、鎖を使う念能力者。

普段、人を殺すことに何も感じていない団員たちも、この時はウボォーギンの死に悲しみ、鎖野郎 (鎖を使う念能力者) に怒りをあらわにするわ。

団長クロロは、ウボォーギンへのレクイエムとして、マフィアたちを「派手に殺れ」とメンバーへ指示を出すの。

この時の旅団員が大暴れしたシーンは圧巻よ。

【9月4日①】メンバーの占い結果とウボォーギンの敵討ち

9月4日土曜日。

クロロは、この夜で品物を全て盗み、ヨークシンシティを引き上げる決断をするわ。

しかし、ウボォーギンを殺した鎖野郎への報復がまだだと、ウボォーギンと仲の良かったノブナガは引き上げに反対する。

そこでクロロは、マフィアである「ノストラード組」の組長の娘、ネオン=ノストラードの念能力による100%当たる占いの結果を提示して、引き上げる根拠を示すわ。

ノブナガの占い結果は、

大切な暦が一部欠けて 遺された月たちは盛大に弔うだろう
加わり損ねた睦月は一人で霜月の影を追い続ける

菊が葉もろとも涸れ落ちて 血塗られた緋の眼の地に臥す傍らで
それでも蜘蛛は止まらない 遺る手足が半分になろうとも

「HUNTER×HUNTER」12巻より


この占いは詩になっていて、今月の週ごとに起こる出来事を暗示しているの。

ノブナガの占いの場合、「大切な暦が〜」の詩が9月の第1週目の出来事で、「菊が葉もろとも〜」の詩が9月の第2週目の出来事になるわ。

幻影旅団の場合は、メンバーが団員ナンバーによって暦の月名に例えられているみたいなの。

つまり、

No. 名前 月名 No. 名前 月名
1 ノブナガ 睦月 7 フランクリン 文月
2 フェイタン 如月 8 シズク 葉月
3 マチ 弥生 9 パクノダ 長月 (菊月)
4 ヒソカ 卯月 10 ボノレノフ 神無月
5 フィンクス 皐月 11 ウボォーギン 霜月
6 シャルナーク 水無月 12 コルトピ 師走

ということね。

「大切な暦が一部欠けて」はウボォーギンの死を、「遺された月たちは盛大に弔うだろう」は団員からのレクイエムのことで、すでに起こった出来事が記されているわ。

加わり損ねた睦月は一人で霜月の影を追い続ける」は、睦月 (=ノブナガ) が霜月 (=ウボォーギン) の死を受け入れられず、彼の仇を討つまで鎖野郎を追い続けることを指している。

2詩目の「菊が葉もろとも涸れ落ちて」は、菊月 (=パクノダ) が葉月 (=シズク) もろとも涸れ落ちる (水が無くなる=水無月=シャルナーク) さらに、涸れ落ちる=死を暗示していると読み取れるため、ここでパクノダとシズク、シャルナークの死が予想されているわ。

「緋の眼」は鎖野郎=クラピカのことね、「遺る手足」は旅団のメンバーの数を示す。

つまり、鎖野郎 (クラピカ) によって旅団員が半分殺されることを表していると読解できるの。

クロロは、この幻影旅団の危機を回避するためにヨークシンシティを離れることを決めたわ。

でも、団長クロロと対決をするために入団したヒソカが、目的達成のために「薄っぺらな嘘 (ドッキリテクスチャー) 」という念能力を使って自らの占い結果を改竄する。

本当の占いの内容は、

「熱い日に件の客の仲介で逆十字の男と2人きりになれるだろう 偽りの卯月は暦からはがされる これで残りは6枚となる」

「偽りの卯月」は、卯月=ヒソカがこれまでニセの旅団員を演じていたことを示しているわ。

それがバレると目的が果たせないと踏んだヒソカはこう改竄したの。

「11本足の蜘蛛が懐郷病に罹りさらに5本の足を失うだろう 仮宿から出てはいけない 貴方もその足の1本なのだから

この占い結果の「仮宿から出てはいけない」ということからクロロはヨークシンシティに残ることを決めたわ。

そして、鎖野郎が「幻影旅団への復讐」と「緋の眼の奪還」を目的としていることに気づき、探し出すためホテルベーチタクルへ向かうことに。

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春川

ヒソカの執念、恐るべし。

【9月4日②】鎖野郎の正体とクロロ誘拐

クロロと団員数名がホテルベーチタクルへ向かう途中、何者かに後をつけられていることに気づくの。

その正体は以前一度捕まえたことのある少年2人 (ゴンとキルア) 。

勘がよく当たるマチが鎖野郎との繋がりを疑っていたことから、再び2人を捕まえることに。

そして、パクノダの記憶を探る能力を使い2人に「何を隠しているか」を問いかけ、鎖野郎の正体がクラピカであることやクラピカの弱点を読みとることに成功する。

しかし、それと同時にクラピカ側の作戦であったクロロ誘拐の策に陥ってしまうわ。

パクノダがゴンとキルアの記憶を読みとるも、クロロを誘拐したクラピカから「2人の記憶、話せば殺す」というメッセージが届き、団員にその情報を明かすことは不可能となってしまった。

人質交換の交渉役に指名されたパクノダは、「理知的で頭の回転が速く、秘密主義者の上に基本は冷徹」というクラピカの性格を知り、指示に従うべきか否か1人葛藤する。

その葛藤の理由は、幻影旅団のルールの1つに「生かすべきは個人ではなく旅団」というものがあるからよ。

旅団の存続のためそのルールを優先しようとし、「旅団の掟を破ることは旅団への侮辱」と言うフィンクス達と、団長クロロの救出を巡って対立する場面もあり、両者の間でパクノダは苦悩を強いられることに。

【9月4日③】クロロと旅団のためにパクノダが選んだ最後

結局、パクノダは「団長にまだ死んでほしくない」と、クラピカとの交渉に1人で向かったわ。

そこで、「ゴンとキルアを解放すること」「クラピカについて一切情報を漏らさないこと」を条件として提示され、「律する小指の鎖 (ジャッチメントチェーン) 」を心臓に刺されてしまう。

クラピカの念能力についての説明はこちら。

その条件に応じて、パクノダはゴンとキルアを解放し、代わりにクロロを解放させることに成功する。

しかし、クロロもジャッチメントチェーンを刺されて念も使えず、旅団との接触も不可能な状態になっていたわ。

クロロの命を救うことには成功したけれど、この状況を他のメンバーは知らず、メンバーの「蜘蛛の足が半分になる」という危険が消えたわけでもない。

パクノダは自分の命と引き換えに、自分の記憶とクロロの状況、クラピカの情報をメンバーに伝えることを決めたの。

そして、「記憶弾 (メモリーボム) 」を使って、幻影旅団結成当初の初期メンバー6人に向けて記憶を打ち込み、条件を破ったことからジャッチメントチェーンによって命を落とした。

これ以上メンバーが死なないように、私で終わりに、と仲間のために命をかけた彼女の姿に感動せずにはいられないわよね。

パクノダに迫られた2択

パクノダの最後までのストーリーは理解してもらえたかしら?

ここからは、感動のシーンとなったポイントを解説していくわ。

まずは、「パクノダに迫られた2択」についてよ。

彼女が苦しめられたのは「旅団の掟を破ってクロロを助ける」「旅団の掟を守ってクロロを見捨てる」かの2択。

事前に、クロロがネオンから盗んだ「天使の自動筆記 (ラブリーゴーストライター) 」によってパクノダも占っていたんだけどその結果がこれよ。

「暗くてわずかに明るい日 あなたは狭い個室で2択を迫られる 誇りか裏切りしか答えはないだろう 死神が貴方の傍に佇む限り」

この占いのあと、クロロが誘拐されクラピカからパクノダに2択が迫られることになるわ。

どちらが誇りでどちらが裏切りなのかは決められないけれど、「生かすべきは個人ではなく旅団 」という旅団のルールを守りクロロを見捨ててでもクラピカを殺すのか、旅団のルールを破りクロロを助けクラピカを捉えるチャンスを失うのか、簡単に決められるものではないわよね。

クロロを助けたい気持ちがありながらも、「蜘蛛の足が半分になる」という危険を残してしまうリスクと、幻影旅団の掟を破るのは裏切りだという気持ちから、パクノダは1人悩むことになるわ。

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春川

ゴンやレオリオなら迷わず仲間の命をとるだろうね。

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蒲田

幻影旅団は個人よりも蜘蛛の存続を第一にしているわ、そのルールを破ることも団員にとっては裏切りに値するみたいね。

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プロフェッサー荻

ネオンの占いがクラピカの危険度を後押ししていることも大きく影響しているね。これは旅団にとって究極の2択だったのかもしれないな。

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結野

パクノダ1人に蜘蛛の将来がかかるなんて、彼女はどれほど苦しんだのかしら……。

旅団員の中でクラピカの正体を知るのは自分だけ、クロロを助けるのか見捨てるのかも旅団の今後も全て自分の判断次第。

もしあなたがパクノダの立場だったらどんな選択をする??

パクノダの人間味を感じる描写

幻影旅団のメンバーは、殺しも盗みもなんとも思わない極悪非道な集団

そんな旅団でも、ウボォーギンが死んだ時のノブナガやクロロの反応など、メンバーの情の厚さや人間味を感じさせるシーンがいくつか描かれているの。

今回もパクノダの人間味を感じる描写があったから紹介していくわね。

パクノダの決断に矛盾を感じるクラピカ

まずは「仲間であるクロロを助けたい」という気持ちから1人で交渉に来たパクノダに対してクラピカが動揺を感じるシーン。

パクノダはクロロを救うため、素直にクラピカの理不尽とも言える交渉に応じるわ。

でもクラピカはそれに対して、「旅団が本当に非情なだけの組織なら、この人質交換自体成立していないはずなのに」という疑問と矛盾を抱く。

それは、「頭を取ってもクモは動く」つまりクロロに人質の価値はないと思っていたため、他の仲間も連れてくる可能性が高いと考えていたからよ。

でも、パクノダは「仲間を助けたい」という人間らしい、クラピカ達と同じ感情をもっていたから1人だけでやって来た。

パクノダのこの気持ちと行動は、仲間を大切にする普通の人と変わらないものよね。

非道なだけだと思っていた幻影旅団にも、そんな人間的な感情があるのだと教えてくれたシーンだったわね。

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プロフェッサー荻

フィンクスやフェイタンは、クロロの命よりクラピカを殺すことを第一に考える冷徹さを最後まで忘れてないみたいだがな。

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春川

旅団は全員、2人のように仲間を簡単に見捨てられるほど酷い奴らだと思ってたけど、このシーンを見てイメージが少し変わったね。

パクノダが猫に見せた笑顔

3つ目は、アジトに着く直前に猫に向けて「ミャー」と言いながら笑顔を見せた場面よ。

小さな一コマだけれど、この描写は読者にパクノダの感情を伝えるために必要な場面だったと思うわ。

他の団員にクラピカの情報を伝えたら自分は死んでしまう、しかしそれが自分の使命なんだという決断。

死ぬと分かっていながら、そこに向かう心情。

そんな複雑な気持ちと硬い決意、もう自分以外誰にも死んでほしくないという願いがこのパクノダの笑顔に表されているのね。

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蒲田

死を選んだパクノダに子猫が何か声をかけている感じもするわ。

アバター
春川

パクノダが、一匹で鳴いている子猫に「あなたは無事に仲間の元へ帰りなさい」と伝えるような感じにも思えるね。

アバター
結野

読者の見方によってそれぞれ感じることが違うのも、この一瞬の小さな描写のいいところね。

パクノダはゴンとキルアに感謝していた

最後は、フィンクスがゴンとキルアに対して「パクはお前らに感謝してたぜ」というシーンよ。

人質交換に向かう途中、パクノダは「あんた達なぜ逃げないの?」と2人に問いかける。

それは、ゴン達が逃げることによって団長とのトレードが成立しなかった場合、クラピカは団長を殺すことができるから。

でも、その問いかけにゴン達は「クラピカに人殺しなんてして欲しくないから。交換で済むならそれが一番なんだ。」と答えるわ。

でも本当はそれだけでなく、パクノダや他の団員の「仲間を助けたい」という思いを理解していたからという理由もあると思うの。

パクノダはそんなゴンとキルアに、敵でありながら自分たちの想いを汲んでくれたことへ感謝していたのね。

パクノダの最後までのシーンには、これまで紹介してきたように、幻影旅団にもゴン達と同じ「仲間を大切に想う気持ち」があることがわかる描写が多いの。

幻影旅団とゴン達の距離が縮まったような感じもして、旅団も本当はいい奴らなんじゃないかと思ってしまうわよね。

「信じて」メモリーボムの能力設定が感動を生んだ

涙した読者も多いであろう、パクノダの最後のシーンを「感動」に導いたのには、さすが冨樫先生!!と言いたくなるようなうますぎる設定があったからこそなの。

そのうますぎる設定とは、パクノダが最後まで旅団員に明かしていなかった念能力「記憶弾 (メモリーボム) 」よ。

そのポイントとしては、

  1. 一瞬で記憶を伝えることができる能力
  2. パクノダは旅団員にこの能力を明かしていなかった
  3. 最後のシーンではノブナガとコルトピだけは知っていた

ということがあげられるわ。

まず、クラピカに刺された「律する小指の鎖 (ジャッチメントチェーン) 」では「クラピカについて一切情報を漏らさないこと」という条件が決められてたの。

もし口頭で伝えようとしても、話を始めた瞬間に鎖の能力が発動してパクノダは死亡し、すべてを伝えることは到底できないわよね。

となれば、一瞬ですべてを伝えることができるという「メモリーボム」の能力はこの状況において最適だと言えるわ。

さらにパクノダは、仲間に記憶を打ち込む能力もあることを明かしていなかったというところがミソなのよ。

クラピカとの人質交換の前に、フィンクス、フェイタン VS マチ、パクノダ、コルトピみたいな抗争になっていたことから、フィンクスたちはパクノダに疑念を抱いていたわ。

そんな団員に銃口を向けたら、拒否されるどころか操られているんだと思われても仕方がないような状況よね。

実際にフィンクスも疑っていたけれど、ノブナガの「あれはパクだ」という一言があったから信じて受け止めることができたの。

実は、ホテルベーチタクルへ向う途中、パクノダ、ノブナガ、コルトピの3人が緋の眼のコピーを所持していたスクワラの元へ行き、鎖野郎の情報を探っていた。

この時にパクノダが2人に向けて「メモリーボム」を一度使用していたの。

だからノブナガは、操られていないパクノダ本人だと確信が持てたのね。

最後のシーンから逆算して、ここまで仕込むなんて……!

冨樫先生さすがです。

お互いのすべてを知らず、すべてを語らないながらも絶妙な信頼関係で成り立っている幻影旅団。

その関係をうまく表すことができたのは「メモリーボム」の能力設定があったからこそ。

そして、パクノダが自らの死をもって、崩壊しかけた団員同士の信頼関係を復活させるという感動のラストシーンを生むにはこの能力でなければならなかったんだわ。

多くの涙を誘ったパクノダの最後は、細かい描写や緻密な設定から生まれた名シーンだったのね。

まとめ

「パクノダの感動の最後」の紹介はいかがでしたか?

幻影旅団には、結成の理由やメンバーの過去などまだまだ謎が多く残されているわ。

暗黒大陸編の現在は、「ニセ旅団員であったヒソカ VS 残る旅団員10名」となっていて、誰かが生き残るのか、全員死ぬのか……。

時期は違っていても、ネオンの占いどおりパクノダ、シャルナーク、コルトピが殺されている。

ということは次はシズクがターゲットなのでは?という予想も読者の間でされているみたいね。

ヒソカと幻影旅団を今後の進展を楽しみに待ちましょうね!

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