クラピカの念能力を受け継ぐ!? 一撃必殺のレオリオの念能力を徹底考察!!

やあ諸君、いかがお過ごしだろうか。

私だ。荻だ。

本日は富樫義博氏による少年漫画作品『HUNTER×HUNTER』の主人公格の一人「レオリオ=パラディナイト」にの念能力について、考察を交えながらお話していこうと思う。

レオリオは軽薄で粗暴なところもあるが、義理人情に厚く、主要キャラの中では一番善悪に対する危うさが少なく、精神的に安定したキャラクターだ。

彼について詳しく知りたい者は、是非こちらの記事も合わせて読んでくれ。

レオリオの念能力

『HUNTER×HUNTER』という作品を語る上で必須となるのが、やはり「念」でのバトルだろう。念とは身体から溢れる生命エネルギー「オーラ」を自在に操る特殊能力である。

念能力はハンターにとっては必須の能力であり、ハンター試験通過後、真のハンターになるために「裏ハンター試験」とされ、念能力に覚醒し習得することが課題となっている。

レオリオの念能力覚醒

レオリオがいつどうやって念を覚えたかは作中では描写されておらず、他の三人のように念を教えてくれる師匠がいたのかどうかも不明である。しかし、「四体行」すら知らなかったところを見ると完全な独学である可能性も高い

「四体行」とは?

纒・絶・練・発の4つからなる念の基本の使い方。
修行は纒から発に向かって順次習得していく。

読み 説明 効果
テン オーラが拡散せぬよう体の周囲に纏う 体を頑丈にする、若さを保つ
ゼツ 精孔を閉じ、一切のオーラの流出を絶つ 気配を消す、疲労回復
レン 精孔を広げ、オーラを大きく練り上げる オーラの使用量が増える、攻防力が上がる
ハツ オーラを用いて様々な能力を発する 念能力の集大成、オーラを駆使して様々な能力に変換し扱ういわゆる特殊能力必殺技

ゴンとキルアとハンター試験の半年後に再会した際に、レオリオはすでに念を習得していた。

結果としてそれは基礎中の基礎である「纒」だけだったわけだがこのキメ顔である。笑

だがレオリオはいつから念修行を始めたかは定かではない。しかし最長でも半年である。1,000万人に1人の天才と言われた主人公「ゴン=フリークス」と「キルア=ゾルディック」でさえも念の師匠による指導のもとで五ヶ月ほどかけてやっと「発」の触りまで到達した。レオリオは誰に教わるでもなく半年以内に医大への受験勉強のかたわら独学で念の覚醒に至ったとなれば、たいした才能ではないだろうか。

ゴンとキルアの記事はこちらから。

レオリオの念系統

念には6つの系統があり、それぞれ自分が好きなものを選べるわけではなく、生まれ持った資質や性質によって相性の良い系統は決まっている。

6つの系統は、強化系、放出系、操作系、特質系、具現化型、変化系があり、それぞれの性質は以下の通りである。

生まれ持った系統と隣り合った系統は相性が良く、自分の系統と同じとまではいかなくとも、修練次第ではそれなりに扱うことができる。反対側にある系統も絶対に使えないということではないが、精度や威力は落ち、習得までに要する時間も大幅に増えてしまうためかなり効率が悪く、ほとんどが自分の生まれ持った一系統に集中して修行に取り組む。

念系統についての詳しいまとめはこちらを見てくれ。

また、ヒソカが系統別の性格診断なるものを提唱しており、それが結構当てはまるため意外と馬鹿にできない。

強化系の性格が「単純一途」ということから、当初キルアによってレオリオは強化系ではと予想されていた。しかし、ゴンの父親である「ジン=フリークス」を殴り飛ばした念能力から、放出系の念能力者であることが発覚。

放出系の性格診断は「短気で大雑把」

うーむ、なるほどたしかに頷ける。

レオリオは本当に放出系?

しかし、四体行すら知らなかったレオリオだ。念系統についてや自分の生まれ持った系統を調べることができる「水見式」も知らないという可能性もあるのではないだろうか・・・

もしかしたらキルアの予想は伏線で、レオリオは本来強化系の能力者・・・などというのは考え過ぎだろうか。

レオリオの能力・技

レオリオがゴンの見舞いにすら顔を出さないジンに業を煮やし、投票会場に来て念能力でジンをぶっ飛ばした。その時の能力を詳しく見ていこう。

まずレオリオは①右手にオーラを集中させ、②右拳を机がバラバラになるほどの威力で振り下ろした。③直後オーラが地面に伝わり④⑤一筋のオーラがジンめがけて走る。

⑥オーラはジンの足元で急激に方向を変え⑦⑧ジンの前の机からオーラでできた腕が出現し⑨ジンの顎にクリーンヒット。

食らったジンは椅子から吹っ飛んだ。

整理するとこの技は、レオリオが念を込めて殴ったところから地面や壁などをつたわせて、任意の場所からオーラの拳を出現させ攻撃を与えるという技である。

レオリオの念能力は今のところこの場面でしか出てきておらず、未だ他にどんな技や特性があるかは明確にはなっていない。

しかしレオリオの能力をうけたジン曰く、この能力は医療用によく考えられたもので、

  • エコー検査のようにオーラを用いて病巣を発見
  • メスなどの届かない位置の腫瘍や血栓の切開や摘出

といった使い方ができるだろうとのこと。

ジンはサラッとパクって戦闘に利用したのだが。笑

もともとはジンの言うように医療用に考えたのだろうが、今後はレオリオがこの能力で戦闘するシーンもきっと出てくるだろう。

上記のような医療用の能力を戦闘に転用するとしたら、エコー検査のような能力は、地面や壁などを介して「円」よりも察知が困難な索敵能力になり(ジン談)、体内にオーラをとばしての手術は、治すのではなく壊す目的にも使用できる。相手に気取られさえしなければ体内に伸ばしたオーラで心臓を引き裂いて一撃必殺、ということもできる。

まあ、レオリオの性格を考えればそういった戦い方をするようには思えないが・・・

「円」とは?

自分の周りにオーラを広げることで、範囲の中に入ったものの形や動きを察知することが出来る。細かなオーラのコントロールが必要。

放出系の能力者は作中でも少なく、突出した実力を持った者も人気のある者も未だいない

レオリオが放出系の星となる日も近いだろう。

レオリオがクラピカの念能力を受け継ぐ!?

ここからはまったくもって考察の域を出ない話である。そのつもりで聞いていただければ幸いだ。

2013年1月に劇場公開された『HUNTER×HUNTER 緋色の幻影』を記念して来場したファンに配られた「0巻」での巻末インタビューにて、富樫氏による非常にショッキングなネタバレがなされた。

主人公格の一人「クラピカ」の宿敵でもある「幻影旅団」とクラピカの今後はどうなるかという質問に対し、

「全員死にます。」

と答えたのだ。

まぁこれは、人間みな寿命があるために全員最後には死ぬ、という意味にも解釈できるが、もしこれが作中の戦闘などで命を落とすという意味ならばかなり大胆なネタバレである。

中でも主要4キャラの一人であるクラピカが死ぬというのは、かなりファンにとっては衝撃的だっただろう。

私としてもクラピカに死んで欲しいとはまったくもって思わないが、もし仮に、そうなってしまった時に、レオリオはクラピカの能力を引き継ぐのではないかと考えている。

クラピカの能力は死後も残る?

まず、能力を引き継ぐとはいったいどういったことかを説明しよう。

『HUNTER×HUNTER』の世界には「死後強まる念」というものが存在する。術者が強い執着や恨みを持ったまま死ぬと、その念は憎悪や執着の対象へと自ずと向かい、より強力な念となり死後残り続け、また既に念を込めたものがあればその能力は強大化するというものだ。

仮にクラピカが旅団との戦闘で命を落とすと仮定した場合、間違いなくクラピカの能力である具現化された五本の鎖は、旅団への恨みや憎悪を纏い、死後残り続けることになるだろう。

クラピカの念能力やクラピカについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてくれ。

クルタ族であるクラピカは、興奮状態になると目の色が赤く変化する体質を持っている。その目は「緋の目」と呼ばれ、その状態で命を落とした場合目はその色を失わずに残るという特性がある。

クラピカの五本の鎖のうち三本は、緋の目の発現時にのみ使える「絶対時間(エンペラータイム)」という状態でしか扱えない能力であるが、死後強まる念緋の目の特性が相互に作用することにより、クラピカの死後も絶対時間は発動し続け、五本全ての鎖の能力がより強化された状態で使える対旅団最強アイテムが生まれるのである。そしてそれを他者が扱うようになることで能力を受け継ぐというわけだ。

レオリオとクラピカの能力との関係性

さて、どのようにしてクラピカの具現化された鎖が残るのかを説明させていただいたわけだが、なぜそれをレオリオが受け継ぐことになるのかという点についてお話しよう。

まずはクラピカの五本の鎖の先端の形状を見て欲しい。

名称 能力 先端の形状

癒す親指の鎖

ホーリーチェーン

自然治癒力の強化 十字架

奪う人差し指の鎖

スチールチェーン

他者の念能力を一時的に奪う 注射器

束縛する中指の鎖

チェーンジェイル

相手を鎖で拘束し、念を使えない状態にする 鉤爪

導く薬指の鎖

ダウジングチェーン

ダウジングや防御にも用いる
律する小指の鎖

ジャッジメントチェーン

標的に掟を宣言した上で遵守させる 短剣

それぞれの先端の形状が、レオリオとの関係性を示唆しているように考えられる。

・・・は?

と思った諸君、一先ず私の考察を聞いてくれ。

まず、十字架注射器に関しては、レオリオが医者志望ということから説明は不要だろう。

じゃあ問題の鉤爪短剣についてだが、これがいったいどのようにレオリオに関係するかというと、それはレオリオのファミリーネームにある。

レオリオのファミリーネームは「パラディナイト」。「パラディン」+「ナイト」からなりっていることが見て取れる。両方とも「騎士」という意味であるが、「パラディン」は中世および初期近代ヨーロッパで、一定の高位にある騎士のことを指す。

作中に登場するキャラクターには、名前に何かしらの意味やアナグラムが隠されているということが多い。レオリオのフルネームは「会長選挙編」のコミック31巻「No.326 開戦」で明らかになったのだが、わざわざ初登場からかなり時間のたったこの時期に、しかもパラディナイトなどとやたらとカッコいい意味ありげなファミリーネームの登場など、なにかあると勘ぐらざるを得ない。

話を戻して、クラピカの鎖の鉤爪、球、短剣だが、これらはいずれも中世ヨーロッパで用いられていた武器である。

棒の先端に鉤爪がついたもので敵を馬上から引きずり下ろし、棒や鎖の先端に棘付きの鉄球がついたもの(※モーニングスター)で敵の鎧ごと粉砕する。そして倒れた敵の鎧の隙間から短剣(ダガー)でとどめを刺す。

※モーニングスターの図

中世ヨーロッパの高位騎士であるパラディンと、中世ヨーロッパで用いられた武器たち。

さらにパラディンという単語は、しばしば「聖騎士」という風に訳される。富樫氏も大好きな『ドラゴンクエスト』でのパラディンは、回復魔法が使える騎士のことを指す。

もう諸君にも、私がクラピカの能力をレオリオが継ぐのではないかという考えに至った理由を、ご理解いただけたのではないだろうか。

十字架、注射器、鉤爪、球、短剣、その全てが「レオリオ=パラディナイト」を指し示しているように感じられる。

クラピカの死後、レオリオがその能力と意志を継ぎ旅団を壊滅させる。

となれば、富樫氏のネタバレも完遂されることとなる。

もう一度言うがクラピカに死んで欲しいわけでは決してないので、その点をご理解いただきたい。

まとめ

ここまでざっとレオリオの念能力について考察してきたわけだが、いかがだったろうか。

後半はかなり大胆な考察ではあるが、そこまで突飛な展開はなくともレオリオのファミリーネームにはきっとなにかしら意味があるのだろう。その点も今後の展開で明らかになっていくのではないだろうか。

また、レオリオは主要4キャラの中でも飛び抜けてあらゆる描写の少ないキャラである。

どのようにして念能力を身に着けたのか、どのような念能力なのか、そしてそれをどのように活かして戦うのか。

早く私の考察の答え合わせをするためにも、富樫氏には頑張っていただきたいところである。

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